TOP

海洋堂ネオカプセル パイロット版 輪廻のラグランジェ “アウラ編” 全3種 レビュー	■ 発売元：海洋堂 ■ 価格： 1,080 円 (本体のみ税込) ■ サイズ：京乃まどか身長約11.0センチ（頭頂高） ■ 登場作品：輪廻のラグランジェ ■ シリーズ名：海洋堂ネオカプセル（仮） ■ 12年7月06日登録
海洋堂がこの秋に開始するするカプセルトイの新シリーズよりパイロット版として発売された 「輪廻のラグランジェ」全3種をレビューします。 [アウラ編]として、主役メカのウォクス・アウラ（ピアサー形態／ウォーリア形態）、主役ヒロイン 　京乃まどかのラインナップとなっています。！

「オタクガチャを取り戻せ！！」 かつて隆盛を誇った萌え系美少女を始めとする「カプセルによるマニアックフィギュア」を復活させる新ブランド「海洋堂ネオカプセル（仮）」がこの秋より開始されます。 どんなラインナップをどんな完成度で提供するのか、そのパイロット版として、その品質、価値を一足先に手に取って確かめられるプレ製品［シリーズ0（ゼロ）］が7月1日に発売されました。 ラインアップは、これからレビューする「輪廻のラグランジェ（アウラ編）」の他に「ギルティクラウン」より楪いのりなど4種、「化物語」より戦場ヶ原ひたぎなど3種の計10種。 作品枠を超えて人気アニメ作品のメカと美少女の夢の共演となるラインアップとなっているとのことです。
ウォクス・アウラ ピアサー形態
ピアサー形態は5分割＋台座2分割。 同梱のリーフには「部品が多いので写真をよく見て組み立ててくださいと」ありました。
ピアサーという名前のように、鋭く突き出たオシャレなシルエットを巧みに再現。
自動車会社のデザイナーが手掛けただけあり、従来のアニメ作品にない優雅で のびやかなスタイリングですね。
鋭く突き出たノーズと、今にも変形しそうに重なり合った脚部の造形が目を引く側面。
TFプライム EZコレクションよりドレッドウィングと 2ショット。 あまり一般的でない比較でスイマセン。（笑）
頭部は目までしっかり塗ってあります。 その前のノーズコーンに連なるフレームの内側は、クリアパーツが活かされています。
ウォクス・アウラ ウォーリア形態
ウォーリア形態は6分割＋台座。
未来的で優美、かつエコ（？）なプロポーション。 関節にとらわれないので、再現性はアクションフィギュアより高いかも。
TFプライム EZコレクション バンブルビーと 2ショット。 オプマキに乗せるかな。
バストアップ、細かいモールドにビックリ！ 目も二色塗り分けています。
腰のラインも艶めかしく・・・
特徴的な翅（？）もクリアパーツでばっちり再現！
水中モーターっぽい膝の造形。
ハイヒールを履いたような足は外側アーマーが別パーツ化されています。
京乃まどか
ヒロイン・京乃まどかは鴨女制服スタイルに白のハイソックス。 手にはタイトルになっている「ラグランジェ」の花を携えています。
アイプリも丁寧に処理され、綺麗な仕上がり。 表情は柔和過ぎるというか、もう少しキリッとしていた方がらしいような・・・。
シャツのしわ、ボタンなども清潔でほとんど違和感なし。
スカートを余剰パーツにしてアクティブモードに！
健康的な脚もしっかり造形されています。 スク水ファンは残念。

【コメント】 革命的とまではいきませんが、造形、塗装とも確実な進歩を遂げているように思います。 例えば、ウォクス・アウラはメリハリの効いたプロポーションが再現されており、ダウンサイジングによるモールドの省略も最小限に留められています。 大腿部脇や足首パーツもしっかり抜けており、また翼もクリア―パーツが使われ、設定どおり美しく再現されています。 ウォリーリア形態も良いですが、特にピアサー形態はオールPVC素材にも関わらず、かなりシャープなスタイリング！！ 希望としては、ピアサー形態ではディスプレイスタンドの仰角調整、ウォーリア形態では首でも腕でも一ヶ所くらい可動ヶ所があってもよいかなと思いました。 京乃まどかに関しては、美少女フィギュアは専門外なのでアレなんですが（笑）、このサイズにしては 良くできていると思います。 プロポーションも巧みに再現、アイプリもキッチリ、イキイキした表情で、よろしいのではないでしょうか。 新カプセル、メカニック、萌えフィグとも後続に期待が持てそうです。 余談ですが、アッチとかコッチじゃなくて、アソコのメーカーからパイロットスーツ×変形コクピットのアクションフィギュアが出て欲しいなと。 以上、海洋堂 新カプセル パイロット版 輪廻のラグランジェ アウラ編 全3種のレビュー、終了！