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S.H.Figuarts (フィギュアーツ)
海賊戦隊ゴーカイジャー ゴーカイレッド レビュー



■ 発売元:バンダイ
■ 価格:3,675円 (本体のみ税込)
■ サイズ:全高約14センチ(頭頂高)

■ 登場作品:海賊戦隊ゴーカイジャー
■ シリーズ名:S.H.Figuarts (フィギュアーツ)

■ 11年10月08日登録

現在放映中のスーパー戦隊第35作目「海賊戦隊ゴーカイジャー」より、派手にS.H.フィギュアーツ化
されたゴーカイレッドをレビュー!!

劇中で使用する数々のアイテムの他、初回特典としてゴーカイガレオンを操舵する
ゴーカイダリンのド派手なプロップが付属する豪華版です。



■ FRONT & REAR
S.H.フィギュアーツのコンポーネンツを素に、かなり細身に仕上げられたゴーカイレッド。

材質や可動構造などの関係からフィギュア独自のアレンジが施され、繊維×刺繍が基本の劇中スーツとは少し異なる趣です。


フィギュアーツ・シンケンレッドと2ショット。
サイズやプロポーションはほとんど変わらず、スーパー戦隊的統一感が感じられます。

刀を正中線に振るシンケンジャーは、ライダーを含めたフィギュアーツシリーズの中でも
特別な肩構造を持っていましたが、ゴーカイジャーでは普通に戻ったというところでしょうか。


■ BUST UP

機能や素材感を考慮し、襟からセンターの黒いスーツ地の部分はPVC、
肩上は非常に柔らかな軟質パーツ、それ以外はABSが使われています。

あからさまな色の違いは見られないのは流石というべきでしょうか。


マスクはテカテカの光沢仕様。
ゴーグルはクリアパーツは使用されず、半光沢の黒塗装で落ち着いた感じ。

銀マークや金縁は拡大画像なのでカスレがちに見えますが、
手に取って見てもほとんど気にならない水準に思います。

胸元のエンブレムはタンポ印刷にてくっきり仕上がり。
ベルトは輪っか状の別パーツ、裾は肩上と同じ超軟質素材製。

可動フィギュアなので難しいですが、段差の付いた分割構造は改良の余地あり。

精悍な襟のラインとその裏の記章は個人的に大きなポイントです。

ブーツ上部の張り出しは少し大きめに造形。
皺のモールドも良くできています。


■ 腕組みパーツ
上腕の途中から完全に差し替えることにより、より自然な腕組みポーズを再現。
スタイリングは抜群ですが、差し替えがちょっと面倒くさいかも。


■ モバイレーツ&レンジャーキー
同スケールの変身アイテムが付属。
取り説による指定はありませんが、レンジャーキーはいくつかの手首でホールドできます。

■ モバイレーツ
開閉はしませんが、パネルまで詳しく塗り分けられています。

■ レンジャーキー
レンジャーモードとキーモードの2種が付属。
キーモードはモバイレーツにセットすることができます。



■ ゴーカイサーベル&ゴーカイガン
同スケールの武器が各1つずつ付属。

■ ゴーカイサーベル
全長約8センチの迫力とシャープなエッジ!
ディテールや塗装も詳細です。

キーシリンダーは引き起こし可能で、レンジャーキーがセットされたタイプと交換できます。


■ ゴーカイガン
こちらも詳細な仕上がり!

キーシリンダーは引き起こ可能で、レンジャーキーがセットされたタイプと交換できます。



■ OPTION HANDS <RIGHT>

握り手(デフォ)/握り手(サーベル用)/握り手(サーベル用)/握り手(ガン用)/ 開き手 / 握り手(レンジャーキーなど)


■ OPTION HANDS <LEFT>

握り手(デフォ)/握り手(サーベル用)/握り手(サーベル用)/握り手(ガン用)/ 開き手 / 握り手


■ ゴーカイダリン(初回特典)
初回特典としてゴーカイガレオン(ゴーカイオー)を操舵するゴーカイダリンが付属。
ABS製でカッチリした仕上がりのプロップで、操舵輪は手動で回転します。



付属のレンジャーキー(キーモード)をセットできます!

別パーツで黒いお立ち台が同梱されているのですが、
個人的には使用しなくてもいいような・・・。







ACTION

頭部は首が別パーツで、頭と首が球体関節、 首と胸がボールジョイント接続され、広い可動域を確保。

シンケンレッド同様、スーっと動いてピタッと止まるあのフィーリング。


肩は、大きな球体関節と肩内の軸により水平まで上がります。

肩上のパーツは非常に柔らかい軟質樹脂で肩の動きにぴったりフィット。

肘は二重軸で180度近くまで曲がります。
体幹部は胸、腹、腰の3分割構造でそれぞれがボールジョイント接続。

可動域は必要十分ですが、ジャケットを羽織っているようなイメージなので、捻るなどしてラインがずれると、やはり不自然に感じます。
股関節は引き出式で可動域を広げることができます。
腿の付け根に回転軸あり。

ジャケットの裾が軟質素材なのでほとんど干渉せず、180度左右開脚もクリア。
前後開脚もほぼ180度開くことができます。

膝は二重軸で約150度曲がります。
足首は一般的なボールジョイント式。

ダイキャスト製ではありませんが、接地性もそこそこで、安定感もあります。





ギャラリー




























■ パーツ一覧
オプションハンド(デフォ拳骨含む ×11)/腕組みパーツ/モバイレーツ/レンジャーキー レンジャーモード/レンジャーキー キーモード/ゴーカイガン一式/ゴーカイサーベル一式


【コメント】

なりきりアイテムから武器まで主要オプションはほとんど盛り込まれておりプレイバリューは豊富。

ゴーカイダリンのプロップの仕上がりも秀逸で、至れり尽くせりなセット内容。

もし、注文を付けるならレンジャーキーはシリンダーごとの差し替えでなく、ガンとサーベルにキーモード状態をそのまま取り付け可能ならばベストでした。

また、流行りで言えばブラストとスラッシュが合体できるエフェクトパーツなんかあっても面白かったんじゃないでしょうか。

プロポーションはフィギュアーツ・シンケンジャー同様、独自のアレンジが施されており、かなりスマートですが、充分納得できる仕上がり。

個人的に気になるのは本文にもチラッと書きました通り、腹の段差です。

理想としては、肩や裾と同じ柔らか素材で1枚ものジャケットのように覆われる状態なのですが、様々な事情からも難しいことでしょう。

しかし、ここ数年のフィギュア技術革新には目を見張るものがあります。

インパルスのコアスプレンダーがグニャグニャ状態だった以前を思えば、そのスピードには恐ろしさすら感じてしまう今日この頃ですが、この調子ならもしかしたら何気なくクリアしてしまうかも?

以上、S.H.フィギュアーツ ゴーカイレッドのレビューでした。




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