トランスフォーマープライム RID ラチェット:DXクラス レビュー |
■ 発売元:HASBRO ■ 価格:2,800円 (本体のみ税込) ■ サイズ:全高約13センチ(ロボットモード時頭頂高) ■ 登場作品:トランスフォーマープライム ■ シリーズ名:TRANSFORMERS(トランスフォーマー) ■ 12年3月23日登録 |
声優陣、主題歌も発表され、いよいよ盛り上がるCGアニメ『 トランスフォーマープライム 』より、 今や不動のレギュラークルーとなった軍医・ラチェットをレビュー! アニメイテッド以来オッサン枠に固定された感がありましたが、久々に若々しいラチェットです。 |
RID ラチェット ビークルモード | |
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ビークルモードはミニバンベースの救急車。 ドア全体がクリアパーツ製で、グラスエリアを残した外装の方を塗装してあります。 光の加減かルーフ左右の塗色が違って見えますが、同じ色です。 |
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フラットでスクエアな見切りのサイドパネルには、心電図の波形のような プリントはありません。 | |
DOTMラチェットと2ショット。 サイズはほぼ同格ですが、装飾、塗装、プリントなど、全てにおいて DOTM版の方が手がかかっている印象。 | |
RIDオプティマスと2ショット。 比率、スタイリングともに並べて違和感無しと思います。 | |
フロントバンパーの5oジョイントに付属のブレードを装備できます。 FEオプティマスの武器同様、フニャフニャ軟質パーツ製。 | |
地面に擦りそうですが、パケ裏にはこの状態で載っています。
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サイドパネル内側にダボがあり、ブレードを収納できます。 ちなみに取説には載っていません。 | |
ルーフの穴は5oジョイントなのでメックテックウェポンなどを装備可能。 |
■ FRONT & REAR | |
■ SIDE & BOTTOM | |
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RID ラチェット トランスフォーム | ||
@ まず、後方サイドパネル上部を90度開きます。 続いてその下のパネルをタイヤごと上に跳ね上げますが、ドア付近のロックを外すため サイドの斜めのラインに隙間を開けるように、フロントを動かすと良いと思います。 | ||
A フロント部を左右に分割し、シャーシ裏から足になる部分を引き出します。 次にバンパーからタイヤに至る部分を回して前に出します。 | ||
B 前に出た部分を展開して足を形成。 続いてキャビンをボンネットの前に展開して脹脛を形成します。 | ||
C @で開いたサイドパネル上部を上から見たところ。 手首を出し、フレームを真っすぐ伸ばして、パネルをフラットに戻します。 | ||
D パネルを折り、そのままタイヤ部を覆って腕を形成。 続いてその奥から肩になる部分を引き出します。 | ||
E リアパネルを起こすとスプリングギミックにより頭部が勢いよくパチンと出現!! その後パネルを背中位置に据えてトランスフォーム完了! ※手順は個人的なものです。 パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮しておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。 |
RID ラチェット ロボットモード |
■ FRONT & REAR |
マッシブで精悍なスタイリング。 背中はガワすれすれセーフといった感じでしょうか。 造形自体はよいのですが、FEに見られたレイヤー構造による重層アーマー感は失せ、 単純なブロック構造に戻ってしまったようでちょっと残念。 |
DOTMラチェットとロボットモードで2ショット! 体格は変わりませんが、共通点はほとんどありませんな。 | |
RIDオプティマスとロボットモードで2ショット! 厳密には設定と違うような気がしますが、並べて遊ぶにはまあ適当なバランスではないでしょうか。 | |
設定通り、まるで樽のようなマッシブボディを忠実に再現。
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ラチェットらしく意志の強そうな面構え。 なんか手塚ロボでこんなのいませんでしたっけ? 集光ギミックで明るく光る目には瞳のモールドもあり。 | |
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■ デュアル・バトル・ブレード | |
巨大なメスを思わせるバトルブレードが二振り付属。 劇中のように手首を引っ込めて構えることができます。 | |
手首を出して普通の小太刀のように持たせることも可能。 が、手首の形状の問題で逆手には固定しづらいです。 |
ACTION | ||
首はボールジョイント接続。 アングルの付いた左右スイングと若干上下に振れますがちょっと扱いにくい感じ。 | ||
肩は、軸とボールジョイントの組み合わせで広い可動域を実現。 肘自体の軸は90度弱に止まりますが、変形用の上腕付け根の軸も使えば180度ほど曲がります。 | ||
腰は変形の為ではなく純粋な可動用で左右に回転。 股関節はボールジョイント接続で左右開脚は180度弱。 腿の付け根に回転軸あり。 | ||
膝は単軸で約90度曲がります。 足は前と後ろが角付け調節できるくらいで実質固定。 接地性はあまり良くありません。 |
ギャラリー |
【コメント】 可動は非常に優秀。 上腕や腰にも回転軸があり、大抵のアクションポーズはこなします。 難を言えば、下半身の可動域がもう少し広いと良かったと思います。 トランスフォームは後方上のサイドパネルが開くなどラチェットらしい点もあるが、 総じて古典的。 首がパチンと飛び出すオートモーフは楽しいギミックですが、適正な首位置や頭部の可動を阻害しているようでもあり、評価が分かれるところではないでしょうか。 アーマーが重なり合って構成されていくプライムFEの先進的なトランスフォーム感はなく、従来のシンプルな変形に留まっているのは重ね重ね残念。 (ラチェットはボイジャーのラインナップからは外れてしまったようですし、FEが復活するようなことも 現実的にはないでしょうからね。) 細かい点ではビークルモードのパネルの合わせが若干ルーズ。 またロボットモードで腕以外のにどこかにブレードを収納できると良かったように思います。 とはいえ、ビークル、ロボット両モードとも取りあえずカッコいいです! AMも揃えてシールで補完すれば、ガシガシ遊べ、かつ完成度の高いラチェットになるでしょうが、コスト的にはかなりキツイですね。(笑) 以上 トランスフォーマープライム RID DXクラス ラチェットのレビュー終了! |